SNS主体の今だから信頼できる
「こだわりの窓」を提供するサンヨーアルミのテレビ活用法

窓工房

有限会社サンヨーアルミ(窓工房)
代表取締役  海野昌人 様

2023.01.23

導入の背景 会社の信用度の高さは不可欠。客層に合った広告手法を模索していた。
導入の決め手 偶然見つけた「テレビの1広告5万円~」の文字。 2022年夏にテレビCMを開始。
導入後の効果 60代以上から「見たよ」の声多数で「狙い通り」。

「あれもこれも」ではない、時代のニーズに合わせた専門性

Q:貴社の事業内容をお聞かせください。

幅広く業務を請け負う一般的なリフォーム会社と異なり、当社は窓の結露対策や断熱対策、防音対策などを専門としています。個人のお客さまを対象に、商品の選択からミリ単位までこだわる計測や施工、アフターメンテナンスまでを一貫して行い、長年培った経験から最適な窓を作りあげてきたと自負しています。窓の専門店だからこその提案力・技術力が強みです。

窓工房

▲「窓工房」の電動通風シャッター

「窓工房」と名乗り、窓に特化したのは「あれもこれも」では大手に太刀打ちできないと考えたから。一方で「きちんといいものを買いたい」という消費者が増えた時代のニーズに合わせ、会社として「これだけは他に負けない」という強みを持ちたかったからです。私が2代目になってからはBtoB(企業間取引)中心からBtoC(一般消費者向け)事業にシフトし、おかげさまで営業エリアも広がっています。

「高くていいもの」だからこそ、広告で詳細な説明を

Q:テレビCMを実施する前は、どのような広告手法を?

ウェブ広告や新聞の折り込みチラシが中心でした。当社が扱う商品・サービスは「良いものでそれなりに値段もして、説明が必要なもの」のため、どんな機能があるのか、なぜこの値段なのかを詳細に記すように心がけてきました。

例えば玄関のリフォームなら、イメージ画像を見せれば、どんなものか大体お客さまに伝わります。ところが結露対策や通風を目的とした窓は、一見そこまでの変化がありません。そこに何十万円もかけるのは、お客さまの立場からすれば怖いはずです。その疑問や不安を解消するために、広告を展開してきました。

テレビCMが5万円からできる「遠い世界の話ではない」

Q:今回、初めてテレビ広告を出した理由は?

当社は60代から上のお客さまが主で、これまでは新聞の折り込みチラシを見てカタログを請求してくださる方が多かったのですが、新聞の発行部数もどんどん落ち込む中、10年後を見据えると、次の広告手法を見つけていかなければならないと考えました。

そこで、思い浮かんだのがテレビ広告です。私たちが扱う機能性の高い窓は、ある意味ぜいたく品。そうした品やサービスを購入していただくためには、会社の信用度の高さは不可欠です。「本物」を扱っている間違いのない会社であることを伝えるためにも、地上波のテレビCMはうってつけだと思いました。

しかし、テレビ広告は高嶺の花です。半ば諦めて何気なくネットを眺めていたら「テレビの1広告が5万円から」という文字が飛び込んできて、この金額には驚きました。もちろん、5万円で思い描いたCMが完全に実現できるかといえば難しいところもありますが、決して遠い世界の話ではないのだなと感じました。

心が動く瞬間を15秒に閉じ込める こだわりは想像以上

Q:CMにどのような思いを込めましたか。

今回のCMで紹介したのは、ボタン1つでシャッターの上げ下げから収納、羽の角度の調整までできる優れものの電動シャッターです。羽が開き、自然光と風が部屋に入る瞬間を見たモデルルームのお客さまが「おおっ」と驚きの声を上げるのを、これまで何度も見てきました。もしこれが自宅にあったら…と、心が動くのですね。

シャッターが開いた時のあの瞬間は、ぜひCMで表現してほしかった。その要望は見事にかなえていただいたと感じています。テレビ局の担当者やディレクターと何度も打ち合わせを重ねる中で生まれた「安心と心地よさは 同時に、窓からやってくる」というキャッチコピーもさすがだなと。

わずか15秒間のためにあれだけの数の人が関わり、一つのものを作り上げていく。こだわりの強さは想像以上でした。撮影現場で光の入り方やカーテンの揺れ具合を何度もチェックする制作班の様子に「そこまでするものなのか」と。

窓工房

▲CM撮影が行われた現場

 

窓工房

60代以上から大きな反響、結果は狙い通り

Q:CMが放送されてどのような反響がありましたか。

多くの方から「見たよ」との声をいただきました。盆と正月が一緒にやってきたようなお祭り騒ぎで、やはり60代より上の方からの反響が大きかった。つまり、当社の客層にばっちりと合っていた。狙い通りだったわけです。

先代でもある両親には、テレビCMのことはあえて伝えませんでした。見ていた番組で偶然出てきた方がびっくりするだろうと。1ヵ月の放送期間中、最初の1〜2週間で気づかれなければ、こちらから言おうかと考えていましたが、放送2日目に夜の番組で見つけたようで、すぐに電話がかかってきました。ものすごく驚いていましたね。

年配を動かすのはやはりテレビ 独自の「勝利の方程式」を

Q:今後はテレビCMをどのように活用していきたいですか。

今回のCMでは、窓のアップグレードで生活がどのように豊かになるか、その片鱗を確実に伝えることができたと思います。次は、見た方がアクションを起こしやすい内容にしてみたいですね。CMを見た方に電話の問い合わせをしてもらいたいのか、ホームページを見てもらいたいのか、それをはっきりと伝えるリアルなものにしたい。

今や広告はウェブやSNSが潮流で、テレビが下火という見方もあります。ですが、年配の方々の一歩を動かすのは、やはりテレビです。私たちの扱うサービスや商品は、スーパーなどに陳列された一目瞭然の物とは違います。説明することで信頼が生まれ、信頼が商売につながる。そうしたアナログな手法は、人と広告の関係性がわかりやすいテレビと通じるところがあります。

紙媒体はだめだ、テレビはだめだと周りが言うのであれば、なおさら“勝利の方程式”はそちら側にあるのではないかと思います。その方程式を明確にするためにも、撮影のプロたちの力を借りながら、これからも果敢にチャレンジしていきたいですね。

窓工房

▲「窓工房」の皆さん

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